毎年春のお悩み「花粉症」
花粉症の方にとってスギ・ヒノキ花粉は憎々しい相手ですよね。
そして、
「札幌は花粉が少ない?」
「北海道だと花粉症にならない?」
といった話も聞いたことがあるのではないでしょうか。
結論としては、北海道にはスギ・ヒノキ花粉が非常に少なく、他都道府県と比べて100分の1レベルです。
若い頃花粉症気味だったんですが、
花粉のない北海道に住んだらそれはなくなり、
北海道を後にしてもなぜか花粉症ではなくなりました。というわけで、花粉症の心配はありませんが、
・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/bHPa7nPq82— めるめる (@meltsweet) 2019年2月20日
「スギ花粉症だったのに、北海道に移住したら快適な春になった」
という声もよく聞くくらいで、毎年のスギ花粉で目と鼻を苦しめられている方は、ぜひ北海道にお越しになってみてください。
さすがに移住は、覚悟と準備も必要かと思いますが、ぜひ春の北海道旅行もチェックしてみてくださいね。
では、札幌のスギ・ヒノキ花粉飛散量と飛散開始時期を、他都道府県と比べてみましょう。
北海道(札幌)のスギ・ヒノキ花粉飛散量と飛散開始時期
まずは、北海道(札幌)と合わせて、都道府県ごとのスギ・ヒノキ花粉飛散量と飛散開始時期をまとめてみました。
(花粉飛散量や飛散開始日は、気候状況などによって年ごとに変わります)
都道府県 | スギ花粉飛散開始日 (例年) | スギ・ヒノキ花粉飛散量/㎠ (2007~2016年10年平均) |
---|---|---|
北海道 (札幌) | 4月6日 | 47 |
青森 | 3月11日 | 3675 |
岩手 | 3月10日 | 3897 |
秋田 | 3月11日 | 3085 |
山形 | 3月6日 | 5095 |
宮城 | 2月25日 | 4591 |
福島 | 2月25日 | 5610 |
茨城 | 2月15日 | 9857 |
栃木 | 2月20日 | 7614 |
群馬 | 2月19日 | 8167 |
埼玉 | 2月15日 | 4957 |
千葉 | 2月10日 | 5476 |
東京 | 2月12日 | 4028 |
神奈川 | 2月11日 | 4174 |
山梨 | 2月17日 | 3117 |
長野 | 3月3日 | 2219 |
新潟 | 2月27日 | 3333 |
富山 | 2月25日 | 3786 |
石川 | 2月20日 | 3545 |
福井 | 2月21日 | 4489 |
静岡 | 2月7日 | 7940 |
愛知 | 2月22日 | 3340 |
岐阜 | 2月18日 | 5412 |
三重 | 2月12日 | 9230 |
滋賀 | 2月22日 | 5437 |
京都 | 2月21日 | 5019 |
大阪 | 2月20日 | 2167 |
兵庫 | 2月19日 | 3333 |
奈良 | 2月22日 | 5313 |
和歌山 | 2月16日 | 1289 |
岡山 | 2月17日 | 2262 |
広島 | 2月17日 | 1483 |
山口 | 2月9日 | 3421 |
島根 | 2月16日 | 2554 |
鳥取 | 2月19日 | 3945 |
香川 | 2月15日 | 2018 |
徳島 | 2月14日 | 2941 |
高知 | 2月10日 | 6891 |
愛媛 | 2月7日 | 5484 |
福岡 | 2月8日 | 3323 |
佐賀 | 2月9日 | 3605 |
長崎 | 2月6日 | 3627 |
熊本 | 2月10日 | 2475 |
大分 | 2月10日 | 5267 |
宮崎 | 2月11日 | 2904 |
鹿児島 | 2月11日 | 1874 |
こうして数字一覧にしてみると、北海道のスギ・ヒノキ花粉が少ないということが一目瞭然ですよね。
北海道でも道南の函館だと、500~600/㎠という数字になりますが、本州と比べると100分の1レベルで少ない花粉飛散量です。
もうこの数字を見ただけで、春の北海道の快適さがお分かりいただけるのではないでしょうか。
北海道の花粉飛散時期とピーク
花粉は、飛散開始から2~3週でピークを迎え、 2~3か月後に飛散終息となる周期です。
本州だと、2月から飛散開始となり、3月にピークを迎え、長いと5月までの花粉飛散時期となるわけですね。
これは花粉症をお持ちの方は、体で実感している時期ではないでしょうか。
3月になると、マスクをしても涙・充血・鼻水・くしゃみ等々のお悩みなんですよね。
北海道だと4月からのスギ花粉飛散時期ですが、正直ニュースや話題にもならないくらいに注目されません。
北海道では、それくらい花粉症が少ないんです。
本州だと逃げ場はないですが、スギ花粉症の避難先として、春の北海道旅行も非常におすすめですよ。
北海道の花粉飛散時期(スギ・シラカバ・イネ・ヨモギ)
北海道にはスギ花粉が少ないのですが、シラカバ・イネ科・ヨモギといった花粉は飛散します。
それぞれの花粉飛散時期もまとめてみました。
- スギ:4月上旬~5月上旬
- シラカバ:4~6月
- イネ科:5~9月
- ヨモギ:6~9月
おおよその目安ですが、北海道ではこのような花粉飛散時期となっています。
北海道・札幌で花粉症は少ない
北海道は全国的に見ても花粉が少ないんですって!
私は関東圏から道内へ越してきて花粉症が滅びました #peing #質問箱 https://t.co/2CK2WHLYbJ— 菅野@お菓子な木 (@yukimaru_kanno) 2019年2月19日
北海道では、基本的に花粉症になる方は少ないです。
札幌だと、春になっても花粉症の話がほとんど出ないくらいで、本州の花粉症ニュースを見てもいまいちピンとこない方も多いほど。
ただ、北海道で悩まされるとすればシラカバ花粉で、帯広辺りだと割とシラカバ花粉症になる方もいらっしゃいます。
スギ花粉症だとシラカバ花粉は大丈夫?
そして、気になるのが「スギ花粉症だとシラカバ花粉は大丈夫なのか?」という点でもありますよね。
- スギ花粉症だとシラカバ花粉症になるというわけではない
- アレルギー体質なら花粉症になりやすい面もあるけど、基本的には別物
- シラカバ花粉は4~6月の飛散
というわけで、スギ花粉症とシラカバは特に関係ありません。
スギ花粉症に悩まされている方は、ぜひ一度北海道にお越しになってみてください。
ずっと悩まされていた花粉症が、北海道にいる間は驚くほど快適になるかもしれませんよ。
というか、実際にスギ花粉がほぼ無いので、北海道にいる間は花粉症が嘘のように消えたという方が多く、そのまま移住候補としてしまう方もいらっしゃるくらいです。
花粉症の避難先としても、春の北海道旅行からお楽しみになってみてください。
ご自身はもちろん、花粉に悩めるパートナーへのプレゼントとしても喜ばれるかもしれませんよ。
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