「積もった雪がいつとけるのか?」
厳しい冬を乗り越える北海道民にとって、毎年気になるところでもありますよね。
札幌で見ると、3月中旬から平均気温がプラスになり、4月上旬には大半の雪がとけてなくなります。
ただ、広い北海道ということで、地域によっても雪どけ時期は異なります。
札幌を中心として、函館や旭川と合わせて北海道の雪どけ時期を見てみましょう。
ちなみに、2019年の2月下旬から3月にかけては暖冬の傾向で、例年より早い雪どけも予想されています。
北海道(札幌・旭川・函館)の雪どけ時期
まずは、北海道平年の最深積雪量を主な地域でまとめてみました。
北海道の最深積雪 | ||||
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3/15 | 4/1 | 4/10 | 4/20 | |
札幌 | 59cm | 22cm | 6cm | 0cm |
旭川 | 67cm | 34cm | 16cm | 0cm |
函館 | 11cm | 1cm | 0cm | 0cm |
最深積雪ということで、除雪の進んでいる市街地とはまた異なりますが、雪どけという面では最深積雪を参考とするのがおすすめです。
平均気温と合わせてまとめてみると、
- 札幌:3月中旬から平均気温がプラスになり、4月中旬に雪どけ
- 旭川:3月下旬から平均気温がプラスになり、4月下旬に雪どけ
- 函館:3月上旬から平均気温がプラスになり、4月上旬に雪どけ
北海道で見ると、このような雪どけ時期となりますね。
平均気温がプラスになってから約1ヶ月で雪どけが終わると考えるのもいいでしょう。
札幌でも区ごとによって雪どけ時期が異なる
北海道も広いですが、札幌も広くて地域差があります。
札幌で雪の多い西区と、雪の少ない白石区の積雪深推移をグラフとしてみました。
このように、中央区や白石区で雪がほとんどとけても、西区(南区も)ではまだまだ雪が残っています。
特に、西区平和や南区定山渓では積雪も深いものとなるので、地域差にも注意してくださいね。
北海道で雪が降るのはいつまで?
雪がとけても安心できないのが北海道。
4月中には、寒気が入ると雪が振る可能性があります。
特に、峠や山間部だとゴールデンウイークまでは雪が積もることもザラなので、車の運転には十分に気を付けてください。
夏タイヤ交換はゴールデンウイーク前がおすすめ
北海道の気温的にも、4月=11月頃の状況と考えてください。
雪どけをしても、夜間に雪が降って積もることもあるので、車の夏タイヤ交換は慎重に考えましょう。
おすすめの夏タイヤ交換時期は、タイヤ交換を済ませている人が多くて混雑していないゴールデンウイーク前です。
多少、冬タイヤの目がもったいない面もありますが、用心する方はゴールデンウイーク前までタイヤ交換を待ってみてください。
北海道でスキーを楽しめるのはいつまで?
雪がとけると悲しいのが、スキーシーズンの終わりですよね。
そこで、北海道の主なスキー場のオープン日もまとめてみました。(オープン日は目安で、年によって日付は異なります)
- 札幌国際スキー場:11/22~5/6
- サッポロテイネスキー場:11/22~5/6
- ルスツリゾート:11/24~4/7
- 富良野スキー場:11/24~5/6
- ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ:11/24~5/6
- ニセコアンヌプリ国際スキー場:11/25~5/6
- キロロスノーワールド:11/25~5/6
- スノークルーズオーンズ:11/29~3/31
- 星野リゾートトマムスキーリゾート:12/1~4/1
- ニセコビレッジスキーリゾート:12/1~5/6
4月でシーズンを終えてしまうスキー場もありますが、ゴールデンウイークぎりぎりまでスキー・スノーボードを楽しめる営業期間となっていますね。
さすがに、最上のパウダースノーという雪質まではいきませんが、ぜひ各スキー場でスキー・スノーボードのラストシーズンをお楽しみになってください。
北海道の雪どけまとめ
- 3月から平均気温がプラスになり、4月に雪どけする傾向
- 地域差もあるのでタイヤ交換には注意
- ゴールデンウイークまで営業するスキー場も
北海道の雪どけとしてはこのような目安となっています。
12月から続く積雪とおさらばできるのは4月で、平均気温もプラスになる春を実感できることでしょう。
また、雪どけと合わせて桜も注目してみてくださいね。北海道の花見シーズンはゴールデンウイークと重なる最高の日程ですよ。