雪かき効率は服装でも変わります。
適切な服装として、
- 序盤は防寒性
- 中盤は防汗性
- 全般に防水性
を意識してください。
冬場のマイナス気温で作業することになる雪かきですが、運動量はスポーツレベルです。
- 10分もすると体が温まる
- 20分で暑くなってくる
- 30分で汗だくになる
冷えた汗で風邪を引かないためにも、服装や着替えには気を付けてください。
また、雪かきは車や道路付近で意外に危険です。
事故を防ぐためにも服装からチェックしてくださいね。
雪かきの服装は防寒と防汗を
雪かき時の服装は、
- 最初は寒い⇒防寒
- 雪かきをすると汗が出るほど⇒防汗
- 足や手に水分が滲み込む⇒防水
この3点をチェックしてください。
まずは、暖かめの防寒具を着て、暖かくなったら脱げるような上着とインナーの組み合わせがおすすめです。
雪かき時の上着は防水性と目立つ色を
雪かき時の上着は、
- 防水性
- 目立つ色
- 動きやすさ
を意識してください。
すぐに暖かくなってくるので、上着での防寒性はそこまで重視しなくてもいいでしょう。
おすすめの上着は、防水透湿性素材のゴアテックスです。
動きやすさや雪を弾く防水性も申し分ありません。
カラーバリエーションも豊富で、視界の悪くなりがちな雪かき時の事故を減らすこともできます。
ぜひ選択肢としてみてください。
逆に、コートやジャケット等は、動きにくく吸水しやすいのでおすすめできません。
インナーや下着は吸水性と速乾性を
インナーや下着は、汗で濡れます。
雪かきって、かなりの汗をかいてしまいますからね。
吸水性と速乾性を重視してください。
吸水性と速乾性に優れたシャツは、スポーツ時に重宝するので意外とたくさんあります。
ネット通販だと「吸水速乾シャツ」で探してみてください。
逆に、ヒートテックは熱を逃がさないのでおすすめできません。
雪かき時のヒートテックが活躍するのは体が温まっていない序盤のみです。すぐに暑くなって、汗に困るくらいになってしまうでしょう。
雪かき時はタオル使用がおすすめ
雪かき時のおすすめはタオルを使うことで、
- 最初は背中にタオルを入れて防寒
- 汗を吸ってきたらタオルを抜いて防汗
という使い分けができる優れものです。
雪かき始めには、タオルを背中に入れてみてください。
帽子や耳当ては防音性に注意
帽子や耳当ては、防寒性と安全性に優れていて必須でもありますが、音が聞こえにくくなる点に注意してください。
雪かき時に、車が近づいていることに気づかないと非常に危険です。
耳を塞いで音が聞こえにくくなっていることを自覚して、周囲に気を配りながら雪かきをしてくださいね。
長靴と手袋は防水性と防滑性がおすすめ
足と手は水に濡れやすい箇所ナンバーワンです。
雪かき時は防水性を重視してください。
スコップや足元が滑りにくいように、防滑仕様のものがおすすめです。
割とオシャレな長靴が増えているのも嬉しいところですね。
手袋は、登山用やスキーグローブ等がおすすめです。
スキー用のグローブでも1000円程度で売っていますし、ぜひ選択肢としてみてください。
マフラーは長すぎないものを
マフラーは防寒性に優れているので、作業序盤に活躍してくれます。
暑くなったらすぐに外せますし、雪かきおすすめアイテムのひとつです。
ただ、丈が長すぎると作業の邪魔となるので短めがいいでしょう。
ネックウォーマーの方が邪魔にならなくておすすめでもあります。
北海道では、普段使いの防寒具としても、マフラーやネックウォーマーをひとつは持っておきたいところですね。
雪かき時の服装まとめ
雪かき時の服装のポイントは、
- 始めは暖かい防寒性
- 汗対策に防汗性
- 滲みる雪水に防水性
- 調整しやすい重ね着
- 事故を防ぐ目立つ色
この辺りを意識してください。
車や道路付近で作業しがちな雪かきですから、周囲にも気を配って安全に作業をしてくださいね。