覚えておくと便利!雪かき道具の名前と代用品まとめ

雪かき道具名前と代用品

「雪かき道具の名前がわからない…」

「別の道具で代わりにならないかな」

雪かき道具って意外にマイナーですから、こんな悩みもあるあるですよね。

そこで今回は、雪かき道具の

  • 名前
  • 使い方
  • 代用品

を解説していきます。

「こんな便利な除雪アイテムもあるのか」

という発見もあるかもしれませんよ。

合わせて、名前のわからなかったお探しの雪かき道具も見つけちゃってくださいね。

目次

雪かき道具の名前と代用品

雪かきスコップ

まずは、雪かき道具の名前・用途・代用品をざざざっと一覧表にまとめてみました。

名前 用途 代用品
雪かきスコップ 雪を捨てるスコップ 普通のスコップ
スノープッシャー 雪を押し出すラッセルタイプの道具 ダンボールや風呂蓋
スノーダンプ(ママさんダンプ) 地面を滑らせて雪を運ぶ道具 そり
アイスピッケル 氷や圧雪を割るつるはし つるはしや三角スコップ
雪庇(せっぴ)落とし 屋根の雪を落とす道具 長い棒
命綱 屋根の雪下ろしで付ける紐 紐やロープ
凍結防止剤 地面にまいて凍結防止する溶剤
融雪剤 地面の氷にまいて融かす溶剤
除雪機 バサバサと遠くに雪かきをしてくれる機械 無し
融雪機 燃焼室で雪を融かす機械 ロードヒーティングや屋外暖房
融雪マット マットの上の雪を融かす ロードヒーティングや屋外暖房

(代用品は基本的にはおすすめできません。できるだけ専用の道具を使ってください)

主な雪かき道具の使い方と名前はこのような感じですね。

探していた道具に当てはまるものがありましたか?

文字だけじゃイマイチ想像しにくいかと思うので、わかりやすく画像付きでも見てみましょう。

雪かきスコップと代用品

まずは雪かきスコップです。

そのままの名前ですが、普通のスコップでも代用が効きます。

雪かきスコップとしておすすめなのは、

  • 軽めで雪も割れるアルミ製
  • 雪が滑って投げやすい穴開きパンチャースコップ
  • 腰を曲げずに力も入りやすい柄の曲がったS字柄

この3点を意識してください。

このようなスコップですね。

柄の曲がったタイプはかなり好評で、北海道スタンダードになりつつありますし、ぜひ使ってみてほしい逸品です。

スノープッシャーと代用品

雪を押し出すラッセルのような道具は、「スノープッシャー」という名前です。

スノープッシャーは雪かきスコップに属しますが、雪を放り投げるスコップとは基本的に用途が違うので注意してください。

  • メリット:雪を持たなくていい
  • デメリット:雪がベタ雪で重いと押せない

どんどんと雪を押し出せるので便利ですが、用途が限られてしまうので、スノープッシャーだけだと雪かきには不便です。

雪かきには、スコップと合わせて使用してくださいね。

スノープッシャーの代用品としては、ダンボールや風呂の蓋ですが、あまりおすすめできません。代用は、よほど困った時だけ選択肢とするくらいになります。

スノーダンプ(ママさんダンプ)と代用品

地面を滑らせて雪を運ぶ道具は「スノーダンプ」という名前です。

通称「ママさんダンプ」ですね。

スノーダンプも雪かきスコップに属するので、ホームセンターでもスコップコーナーに置いています。

ぶっちゃけ雪かき性能としてはスコップ系最強。

雪国ではぜひ一つ持っておいてほしい雪かきアイテムです。

代用品としてはソリです。

お子さんの雪遊び用に持っている方も多いかもしれませんね。

スコップでソリに雪を乗せて運搬するのも、効率のいい雪かき方法のひとつです。

アイスピッケルと代用品

地面の圧雪や氷を割る道具の名前は「アイスピッケル」です。

一般的に持っている方は少ないかと思いますが、鉄製スコップでも割れない氷に使ってください。

太陽が当たりづらくて道路が凍りがちな

  • マンションエリア
  • 家が北側にある方

におすすめの雪かき道具です。

アイスピッケルの代用品としては、つるはしか三角型のスコップです。

雪庇(せっぴ)落としと代用品

屋根の雪を落とす道具の名前は「雪庇(せっぴ)落とし」です。

「雪落とし棒」や「雪下ろし棒」とも呼ばれますね。

屋根に上っての雪落としは危険なので、下からの雪庇落とし使用がおすすめです。

代用品としては、長い棒にダンボールを付けたりで自作もできますが、性能的にあまりおすすめできません。

角度が付いてないと落とした雪に巻き込まれる危険性もありますしね。

屋根の雪下ろしは、冬場の定番事故でもあるので十分に気をつけてください。

命綱と代用品

屋根の雪下ろしで付ける紐は「命綱」です。

命綱は高所作業のおなじみでもありますが、屋根の雪下ろしでも必需品となります。

冬場の屋根は非常に危険です。

  • 雪や氷で非常に滑りやすい
  • 転落時に雪に巻き込まれると発見されない

このように、命に関わる危険性なので、屋根での雪落としは命綱を絶対に付けましょう。

さらに、2人以上での作業も原則としてくださいね。

命綱の代用品は、紐やロープですが、結び目によっては体重を支え切れないこともあっておすすめできません。

冬場の屋根作業は、アンカーやフックの付いた高所作業用の命綱を使うことをおすすめします。

凍結防止剤と代用品

地面にまいて凍結防止する溶剤は「凍結防止剤」という名前です。

間違えやすいのは、融雪剤との違いですね。

  • 凍結防止剤は「凍りにくくする」ことが役割で主に塩化ナトリウム
  • 融雪剤は「氷を融かす」ことが役割で主に塩化カルシウム

このような違いとなっています。

用途によって使い分けてくださいね。

凍結防止剤の代用品は「塩」ですが、車への塩害で腐食がデメリットとなります。

逆に食塩の方が高くつきますし、特に代用する必要もないでしょう。

凍結防止剤は塩害防止のために、無塩の尿素で作られたものがおすすめとなります。

融雪剤と代用品

地面の氷にまいて融かす溶剤は「融雪剤」という名前です。

前述の凍結防止剤と似た使い方もされますが、

  • 塩化カルシウムが融ける時の発熱を利用
  • 氷や圧雪を融かす

主にこのような役割となります。

なかなか処理できない氷や圧雪に使ってみてください。

代用品としては「お湯」と思いがちですが、「お湯」は雪融かしにNGです。

お湯をかけると雪はピンポイントには融けますが、気化熱で周辺の雪が凍ってしまうんです。

除雪機と代用品

バサバサと遠くに雪かきをしてくれる機械は「除雪機」という名前です。

電動で雪かきをしてくれる北海道民憧れの雪かき道具でもありますよね。

除雪機の実力は動画がわかりやすいかと思います。

腰が痛くて雪かきがしんどい方の必需品でもありますよね。

家庭用だと2万円以下でも購入できるようになってきていますし、ぜひ冬場の選択肢としてみてください。

ちなみに、除雪機の代用品はありません。

業者用除雪機の代用品が家庭用除雪機といった感じですね。

融雪機と代用品

雪を融かす機械は「融雪機」や「融雪槽」という名前です

燃焼室に雪を入れると、渦を巻いた炎がどんどん雪を融かす優れもの。

使い方は動画がわかりやすいかと思います。

融雪機は、雪を捨てる場所がない場合に活躍するので、シーズンごとに何度も排雪業者を呼ぶよりも安上がりとなります。

雪を捨てる場所が少ない方はぜひ選択肢としてみてください。

融雪機の代用品としてはロードヒーティングですが、家庭用に設置するのは費用が掛かり過ぎますし、公共の道路を雪捨て場とするのはルール&マナー違反ともなるので注意してください。

融雪マットと代用品

マットを敷いて雪を融かす道具の名前は「融雪マット」です。

ロードヒーティング的なイメージで考えてもいいかもしれませんね。

融雪マットの効果はこちらの動画がわかりやすいです。

代用品はロードヒーティングですが、融雪マットの方が使いやすいです。

  • 階段にも設置できる
  • 場所を変えやすい
  • 安い

という辺りが嬉しい点ですね。

融雪機と比べると融雪効果は低めですが、比較的安価なのは導入しやすい点です。

雪捨てスペースが限られている場合に、ぜひ選択肢としてみてください。

車用雪かき道具の名前

車に積もった雪

車用の雪かき便利道具の名前も一覧としておきますね。

名前 用途
スノーブラシ 車の雪を下ろす道具
エンジンスターター エンジンを遠くからかける道具
解氷スプレー 窓ガラスの氷を融かす道具
スノーヘルパー 雪にはまったタイヤの下に入れる道具:

車の雪下ろし道具の使い方やコツは、こちらでまとめているので合わせてご参考ください。

雪かき道具の名前と代用品まとめ

覚えておくと便利な雪かき道具の名前と代用品でした。

主に使われるアイテムとして、

  • 雪かきスコップ
  • スノープッシャー
  • スノーダンプ(ママさんダンプ
  • アイスピッケル
  • 雪庇(せっぴ)落とし
  • 命綱
  • 凍結防止剤
  • 融雪剤
  • 除雪機
  • 融雪機
  • 融雪マット

この辺りを覚えておくと便利ですよ。

メジャーどころから意外なアイテムまであるかと思いますが、用途に合わせて雪かき道具を選んでみてくださいね。

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